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女性に多い長年の慢性的な不眠症


女性に多い長年の慢性的な不眠症

女性も40歳、50歳になるにつれ、だんだん体質が変わってきます。
女性ホルモンの分泌が少なくなり、疲れやすい、肩こり、冷えなど若いころにはなかった体のトラブルも出始めます。
でも、本当に年齢のせいだけでしょうか?

疲れやすいのは、年齢のせいばかりではありません

病気になりやすくなった、すぐ太ってしまう、免疫力が落ちた、疲れやすい。。。でももう年だから仕方ないわ。 そんな風に思っているあなた。昨日の夜はよく眠れましたか?
あなたが毎晩眠れない夜をすごしているのなら、疲れやすく、病気になりやすいのは、しっかり眠れていないからかもしれませんよ。
不眠症は他人に軽く見られがちです。また慢性的に眠れない人は、平均睡眠時間が3,4時間であっても、「こんなもの」と感覚がマヒしてしまいがちです。そのうち治る、と思い続けて何年も睡眠不足の生活をしている方は非常に多いのです。

女性の方が不眠症になりやすい

アメリカのナショナル・スリープ・ファンデーションが2005年に行った調査では、眠りが浅い、寝つきが悪い、日中眠くなる、などの問題を抱えているのは、男性よりも女性の方が、多いという結果が出ています。
初潮、妊娠、出産、閉経など、人生のステージにおいて、女性の体とホルモンは男性よりもはるかに大きく変化します。ホルモンのバランスは睡眠に大きく影響するのです。
また母、妻として家族の面倒をみてきて、自分の健康は後回し、少しくらい体調が悪くても、そのまま放って、自然に治るのを待つ女性特有の我慢強さも原因の一つです。
眠れないくらいで病院に行くなんて、と不眠症を軽くみて、手軽に買える睡眠導入剤や、市販の誘眠剤で何とか眠った翌朝、疲れは一向に癒えてはいません。
どうにも辛くなり、心療内科に足を運び、睡眠薬を処方され、一時的には眠れるようになっても、睡眠薬を長く服用することは体に大きく負担をかけます。
そして、眠れないという状態は、健康に深刻な危害を与えるのです。

不眠症が要因の健康障害

うつ、不安症
やる気がなくなる、何に対しても空しくなる、という気分は、生きている限り、誰でも何度か味わうでしょう。健康な状態であれば、気持ちを切り替えてまた前向きに進んで行けます。しかし、うつは治療の必要な病気です。
心配事や考え事が頭をぐるぐる回り続け、眠れない夜を何日も過ごすのは、うつの芽を育てているも同然でしょう。

心臓病
ノルウェー科学技術大学のリサーチャーを中心に行われた、心臓病と睡眠に関する調査でも、睡眠障害と心臓血管障害の関連性が実証されています。
20歳から89歳の男女、約5万4,000人を対象に、その後およそ10年間で、最初に心臓発作を起こした1,412件を検証しています。
結果では、不眠症の兆候を持つ人は、そうでない人よりも、心臓発作が起きる確率が高くなっています。

肥満・過食
食欲を司るホルモンにレプチンとグレリンがあります。
レプチンは満腹感を脳に伝え、食欲を抑えます。グレリンは空腹になったら分泌され、食欲を促進します。
健康な食生活をおくるためには、この二つのバランスが取れていることが大切です。
睡眠が足りないと、レプチンとグレリンのバランスが崩れます。
レプチンの分泌が弱まり、グレリンが強くなるのです。
そのため、無性に何か食べたくなり、結果として肥満に繋がります。
多くの美容情報サイトで「睡眠ダイエット」、「美は寝ている間に作られる」などともてはやされていますが、本当です。

健康は何よりも大切な宝です。
睡眠はその基礎を作る活動です。
「眠れない。不眠症かも」と気付いたら、何か手を打ってみましょう。難しくはありません。

どうすればいいの?